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「常識」の日本史
歴史は、“人間の常識”から考えてみると、まったく違ったものに見えてくる。 ▼たとえば、歴史学者が信用する『日本書紀』は、壬申の乱の勝者となった天武天皇が息子の舎人親王を編
……
[ 展开全部 ]
集総責任者にして書かせた正式な歴史書であるが、これは現代に置き換えれば、企業の創業者が身内に書かせた社史と同じことである。 ▼ここに書かれた内容を頭から信用できるだろうか？ 常識的に考えれば、息子（身内）が父親（創業者）の悪いところを書くはずがない。 ▼本書は、こういった現代の歴史学が見落としている“事実”を“人間の常識”に照らして明らかにし、歴史が苦手な人でもよく分かるよう、実例に即して紹介していくものである。 ▼「『源氏物語』は怨霊鎮魂の書である」「上杉謙信と武田信玄の一騎打ちはあった」「徳川綱吉こそ名君だ」など、独自の歴史観を持つ著者ならではの視点から、古代から明治維新までの日本の歴史を見直していく。
[ 收起 ]
作者：井沢 元彦
出版社：PHPエディターズ・グループ
定价：JPY 1,620
ISBN：4569770282
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『日本書紀』は信用できるのか
邪馬台国の“台”はなぜ「タイ」と読むのか
聖徳太子はなぜ憲法十七条を制定したのか
奈良の大仏はなぜ「捨てられた」のか
『源氏物語』はなぜつくられたのか
源実朝はなぜ暗殺されたのか
足利義満はなぜ突然死したのか
山本勘助はなぜ実在を否定されたのか
上杉謙信は武田信玄と一騎打ちをしたのか
僧侶はなぜ武器を捨てたのか
織田信長は宗教弾圧者か
豊臣秀吉はなぜ朝鮮出兵をしたのか
徳川綱吉は本当にバカ殿か
徳川吉宗は本当に名君か
田沼意次は本当に汚職政治家か
明治維新はなぜ十五年もかかったのか
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源実朝はなぜ暗殺されたのか
足利義満はなぜ突然死したのか
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